奈良市西笹鉾町
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肩こりとわきの下

 

 

脇の下に手をさし入れ、奥の方を強めにつまんでみると、ピリッとした痛みがありませんか。 痛みがあるようなら、肩の関節に問題があります。

肩の硬い方 (かたのかたいかた)

「肩こり」 は夏目漱石が使い始めた言葉だそうですね。肩こりには人によってそれぞれ原因があります。 原因を取りのぞかずに、たたいてもマッサージをしても、よくなりません。でも原因を取りのぞけば柔らかくなります。

英コッツウォルズ

肩こりは日本人の専売特許だと言われます。世界で肩こりがあるのは日本と南太平洋のどこかの島だけだ、 という説もある。欧州系の言葉には 「肩こり」 にあたる言葉がなく、「肩が痛い」 などと表現するしかないと聞きます。 しかし、現実に朱鯨亭に来られたニュージーランドの方は肩が硬かった。

それはともかく日本人には 「かたのかたいかた」 が多い。ですから整体やカイロプラクティックの看板には、 まず初めに肩こり・腰痛と書いてあります。この肩こりをなくすのが難しいのは土台がゆがんでいるからです。 骨盤がゆがむと背骨もゆがみますから、それを支えようとあちこちの筋肉が硬くなり、肩こりが発生します。

わきの下をゆるめる

肩こりをよくしようとすると、まずはじめにやるべきことは脇の下をゆるめることです。 肩というと体の一番上だとみんなが信じ込んでいるかもしれません。でも肩が硬くなる原因の一つは、 脇の下が硬いことです。試みに脇の下に前から手を差し入れて、 脇の下の背中に近い部分をつかんでみてください。たいへん痛いところがあるのに気づくでしょう。 これが背中の筋肉をひっぱる原因の一つです。痛いところがない人は、肩こりがないか、 もう痛みを感じないほどにひどくなってしまっているか、どちらかです。

脇の下を柔らかくするには、どうすればいいか。両手と両ひざで四つんばいになって みてください。そうして、どちらか片手のひらを上向きにして、脇を前に伸ばして行きます。 限界まで伸ばすと、脇の筋肉が引っ張られて、かなり痛いはずです。 これは脇の下の筋肉が縮んで硬くなっているからです。 なんともないという人は少ない。もしそういう人がいるとすれば、 全身の筋肉がこちこちに硬くなって、痛さを感じなくなった人でしょう。

英・田舎の庭先

とりあえずこんなふうにして、腕を前方に1分間ほど伸ばしてみてください。そうして、 もういちど筋肉の硬さを点検してみてください。痛みは消えましたか。 素晴らしくよくなっているのが実感できるはずです。両腕を頭の上で組んで、 肘を互いにひっぱりあう方法もあります。これで、腋の下の筋肉をうまく緩めることもできますね。 実はこの方法は、肩こりの予防になっています。

肩をゆさぶる方法

それからもう一つ、誰かが上腕を両手で握ってあげて、上下に大きく揺さぶる方法もあります。 これは簡単で効果のあるやり方です。20回〜30回ほど揺さぶったあと、脇の下を握ってみると、 ずいぶん柔らかになっていることに気づいて、驚く人もいることでしょう。

何ですか。そんな簡単な書き方では、どうするのかよく分からない? そうですか。 もう少し詳しく書いてみましょう。まず、やってもらう人 「Aさん」 は坐る。 正坐でもあぐらでも何でもいいですから坐る。腕はだらりとたらしておけばよろしい。 やってあげる人 「Bさん」 は、その人の横に坐ります。 BさんはAさんの上腕を両手で挟んでつかみます。丸太を両手でつかむのと同じです。 そうしてAさんの上腕を上下にゆさぶります。これをしばらく続ける。20回〜30回くらいで結構です。 終ったら、脇の下の筋肉をつかんでみてください。すばらしく柔らかくなっているはずですよ。

疲労物質やカルシウムがたまる

筋肉が硬くなっているところでは、内部がどのような化学組成になっているのか、 詳しいことは分りませんが、乳酸などの疲労物質がたまっていることは間違いない。 そのほか、筋肉を縮めるときにはカルシウム・イオンが働きますから、 カルシウムがたまっているのもほぼ間違いないと思います。

時には、このカルシウムが大量にたまりすぎて、筋肉が骨のように硬くなっていることもあります。 こんなところに骨があるわけないのに、と思っても、ほんとうに硬いものに触れることが 珍しくありません。これを取り除くにはどうすればいいか。じっと押えればいいんです。 といっても、ずっと押え続けるより、しばらく押えたら、すっと離す。またしばらく押えて、 すっと離すという繰り返しがより効果的です。すっと離すときに 血液やリンパ液がすっと流れるようになるのでしょう。そうしてしばらく押えていると、 やがてその場所がゆるんできます。これでよろしい。疲労物質は血液に運ばれ、 カルシウムもイオンとして運び出されるのでしょうか。柔らかくなります。

クエン酸の効用

大和郡山の木蓮

ところで最近、黒酢を飲む健康法が人気ですね。これは黒酢の中に含まれている クエン酸の働きで疲労物質の排出が促進されるからです。高校の生物で 「クエン酸回路」 というのを 習ったことがおありでしょう。これには疲労物質の乳酸を分解する働きがありますから、 高価な黒酢を飲むことはいりません。私は黒酢よりずっと安価なクエン酸を飲んでいます。 天然物と同じものですから、まったく問題がありませんし、山道をかなり長距離にわたって歩いたりした後、 クエン酸を飲んでおきますと、後でまったく筋肉痛がおきません。この効果はすばらしい。 ぜひお試しください。

おまけに、女性の方々、それから顔にシミが出た年配の方々にちょっと秘密をお教えしますとね、 クエン酸を常用していると、驚いたことに肌のシミが消えてきます。これも素晴らしい。 クエン酸はクスリではありませんから、ネットでだれでも安く買えます。 毎日きっちり飲んでも一か月たかだか1000円札一枚です。

そうそう。もう一つクエン酸の効用がありました。肩こりがなくなると、風邪を引きにくくなります。 私がクエン酸を飲み始めたのは、04年の秋でした。それ以降、04年から06年にかけて、 06年10月現在にいたるまで私は風邪を引いていません。インフルエンザの予防接種は効くのかどうか 効果が疑問です。クエン酸の方がはるかに安全で安上がりでしょう。

 

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