![]() 奈良市西笹鉾町
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病気なんてない
病気って本当にあるんだろうか。人間がかってに病名をつけているだけじゃないだろうか。 「こぶ」 は病気ではない左肩に 「こぶ」 のある女性が来ました。「こぶ」 といっても、こぶとり爺さんのように真んまるく 垂れ下がっているわけではありませんが、肩の筋肉が異様に盛り上がっています。 子どものころ斜頸で苦しんだ痕跡だそうです。
もちろん押してなくなるような柔(やわ)なものではありません。たいへん硬くなっています。 なぜこんなことになっているのでしょうか。子どものころの斜頸が原因ではあるのでしょう。 では、なぜ斜頸になるのか。ここからがとらえ方の大切なところです。 斜頸は病気の一つだ――そう考えたとたんに、問題の解決が一歩遠のいてしまうのではないでしょうか。 「病気」 というとらえ方が、私には間違っているように思えてなりません。 病気というのは単なるレッテルにすぎない。ところが困ったことに、レッテルを貼ったとたんに、 なんだか分ったような気分になる人が多いですね。病院に行く人の大半は、腎臓が悪い、とか、 肝臓が悪い、とか言われると、逆に安心してしまうところがあるのではありませんか。 例えば、腎臓が悪いから血圧が高い、と説明されて、なるほど、と満足するところがある。 でも、そんなことが分かっても何の役にもたちません。どうすればよくなるかが分からなければ、 何の意味もないのではありませんか。 バランスが悪いだけだレッテルを貼るのは、単にその人がそういうとらえ方をしたというのにすぎません。 ですから、同じことがらに対して、人によってとらえ方が違うこともありえます。 ある人は斜頸を 「病気」 ととらえます。別の人は、単に筋肉のバランスが悪くなっている だけだととらえる。ここに違いがあります。 「病気だ」 ととらえたら、こぶをなんとかしようという考えがひっこんでしまいます。 ところが、「病気」 ととらえず、筋肉のバランスが悪いだけだととらえると、 バランスを回復してやれば、こぶは消えるだろうと考えることができます。 これは 「こぶ」 という非常に分りやすい例ですが、他の症状でも同じことで、 「病気」 というレッテルを貼ってしまったとたんに、なおそうという気持ちが消えてしまう。 これではよくなる道理がありません。
「子宮筋腫」 のある女性「子宮筋腫」 のある女性は非常に多いですね。たしか統計によると、4人に1人だといいますから、 街で見かける女性の多くが 「子宮筋腫」 を抱えていることになります。こんなに 多い 「病気」 も珍しい。これでは 「風邪」 と同じではないですか。 「子宮筋腫」 だという女性の骨盤を見ると、必ずといっていいほど、どちらかに大きく傾いています。 ある方の MRI の写真を見せてもらったら、骨盤が傾いているため子宮そのものが奇妙なぐあいに歪んでいました。 上からの力のかかり方が不均等であるため、歪まないわけに行かないのでしょう。うつ伏せに寝て、 骨盤の上端の高さが左右でそろっているかどうか。これを見れば、骨盤の傾きがわかります。 こういう人の骨盤をよく観察しますと、写真などではよくわかりませんが、骨盤のねじれがあります。 ねじれというのは、上下だけでなく、左右にもゆがみを持っていることを指しています。 骨盤の左が前に出ているとすれば、右側は後に来ているといった歪みかたをしているわけですね。 しかも骨盤の中央にある仙骨がどちらかに傾いています。 仙骨がどちらかに傾くと、どうなるでしょう。仙骨は背骨の土台にあたりますから、 これが傾くと体重が左右に均等にかからなくなりますね。 骨盤全体がたいへんな無理をしないと支えきれない状態になっていることでしょう。 ですから私は、 不均等な重みを支えるために子宮の中にできた 「こぶ」 が 「子宮筋腫」 であると考えます。 骨盤の傾きやねじれを正せば、「子宮筋腫」 がいつの間にか自然になくなって行くことになる。 骨盤の傾きを正すにはどうすればいいか。軽い歪みは自分で修正できます。寝床体操をすることです。 (→「寝床体操」 の項目をご覧ください) このように、○○症とか○○症候群とかいった名前をまず忘れること。いま自分が抱えている状態を改善するには、 どうすればいいかを知ること。そうすれば自分の生活のどこをどう改めたらいいかが分かってきます。 どのクスリを飲めばいいか、どの健康食品をとればいいかという依存の発想では、 いつまでたっても今の状況から脱出できません。どうすれば自分のからだから歪みを追放することができるか、 これが大切な点です。 |