奈良市西笹鉾町 |
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本当に「ヘルニア」か?
「椎間板ヘルニア」 です、といって来られる方がずいぶんいます。このうちかなりの部分はヘルニアとは考えられません。 骨盤を調整すれば痛みが消えてしまうことが多いからです。
「椎間板ヘルニア」 はヘルニアに非ずTさんも 「椎間板ヘルニア」 と診断された方でした。本当に椎間板ヘルニアなら、 椎骨のあいだにある椎間板が後ろにはみ出していて神経に触れて痛い、というのが公式の説明ですから、 前かがみに動かした時に痛いはずです。神経に触れた時に強い痛みが出るでしょう。 しかし 「ヘルニア」 と言われている人の多くは持続する痛みを感じています。 つまり、本当に椎間板ヘルニアなのではなくて、そのように診断されたというに過ぎません。 この誤りはずいぶん多いらしい。『バランス・クリニック』 の著者・坂本恒夫さんは、 自分が経験したかぎり、何百人の 「ヘルニア」 と言われている人の中で、本当のヘルニアは二人だけだった、 と書いています。ただの腰痛を 「ヘルニア」 と診断している例が多いということでしょう。そう言われている方が、 もしこれを読んでいらっしゃったら、動いた時に痛いのかどうか、よく確かめてください。 「ヘルニア」 は椎間板がはみ出す現象だとすると、現象そのものと、 そのために起きる痛みとは区別しなければなりません。痛みの方を 「ヘルニア痛」 と呼ぶことにすると、 ヘルニアがあっても、かならずヘルニア痛が起きるとは限らないわけです。 「よくわかる! 椎間板ヘルニアの勘どころ」 というサイトに次のような記事があります。アメリカの ワシントン大学での研究によると、 過去にまったく腰痛を経験したことの無い人をMRI検査において観察したところ、 60歳以下の痛みのない人の 1/5 にヘルニアが認められ、半数の人に椎間板の膨隆(膨らみ)が見られた。 又、60歳以上では、実に 1/3 の人に椎間板ヘルニアが存在し、80%近くの人に椎間板の膨隆が見られる。
ですから、ヘルニアがあるからといって、必ずヘルニア痛が出るとは限らない――このことを銘記して おいていただきたいですね。また逆に、本当のヘルニア痛ならその痛みを瞬間にとることはできない、 というのも当然のことでしょう。なにしろ椎骨のところで神経が圧迫されているわけですから。 手術だけは受けたくないさて、このTさんは 「ヘルニア」 だと診断されたけれど、手術だけはいやだと思った。 何しろ背骨のうしろを開けられるわけだから、麻酔がかかっていてもゼッタイ嫌だと誰しも思いますね。 そこで、鍼だとか、整体、カイロプラクティックなど、色々なところへ通ってみたそうです。しかし、ほとんどよくならない。 もう半年も腰痛に悩まされたままです。ネットをさまよっていて、たまたま "朱鯨亭" のホームページを読んだ。 そうして祈るような気持ちで、遠方まで出かけてみる気になったそうです。 結果はどうだったか。骨盤が激しく歪んでいました。左の腸骨が2センチほど上にあがって見えました。 これは右の腸骨(こし骨)が前にねじれていることを表しています。逆に左の腸骨は少し後ろに来ている。これだけズレると、 仙腸関節が狂って開いています。痛いのは当然です。これを調整すると、かなりよくなりました。 腰の痛みは少なくともなくなった。
「坐骨神経痛」?でもまだ問題が残っています。脚に痛みが続いているからです。これは 「坐骨神経痛」 だといわれているそうです。 しかし私の見るかぎり、これは膝から下と股関節の問題であるようです。膝がねじれて脛とふくらはぎが硬くなっている。 これを解決し、股関節を柔らかくすれば、かなりよくなるでしょう。 いわゆる 「坐骨神経痛」 の診断を受けている人の症状は、大半が膝と股関節の問題だと感じられます。 ではどうすればいいか。言葉で詳細を書くのは難しいですが、簡単に書いておきましょう。まず、脛の横にある腓(ひ)骨が 下がっているので、これを上げてやる。そうして脛(けい)骨、つまり脛(すね)の骨のねじれをとってやります。 すると膝から下が柔らかくなると同時に、太ももの横も柔らかになってきます。その上で、さらに股関節を緩めると、 腰から足首までが緩んでつっぱりがなくなり、しびれや痛みが自然に消えてしまう、というのがその方法です。 ところが、ここまでやって結果を確かめる前にTさんは来なくなりました。遠くから来られていましたから、 来なくてもなんとかなる状態になったのでしょうか。 |