奈良市西笹鉾町 |
| 表紙 ・ 検索 ・ 瞑想 ・ 随想 ・ 案内 ・ 癒す |
朝頸(あさくび)
朝、目覚めると 「寝違え」 という程ではないが首が何だか痛い。うまく回らない。 「うう、借金のし過ぎかなあ」 といいながら起き上がる・・・。 こんなことは誰しも経験のあるところでしょう。 かりに 「朝頸」(あさくび)と呼んでおくことにします。 寝違えというほどではないが・・・朝でなくても朝頸になった時にどうするか。だれでもできる簡単な方法を一つ取り上げておきましょう。まず痛みがあったり、 回りにくかったりする側の手の小指を見てください。小指の第二関節を見ます。指の関節は先のほうから第一、第二と数えますから、 先の方から二番目の関節、そうです、指を伸ばすと梅干状になっているところです。
左側が痛いとしましょう。梅干の中心から2ミリ手前の3ミリ外側あたりを右手の親指で軽く押さえます。押さえるといっても、 きつく押さえる必要はありません。かるくタッチする程度でよろしい。しばらく押さえる。時間にして10秒くらい。それから今度は、 人差指の第二関節。同じように、梅干の中心から2ミリ手前の3ミリ内側、今度は内側ですよ(内側・外側というのは、 親指に近い方が内側、小指に近いほうが外側です)。ここを押さえる。同じように10秒くらい押さえてください。 以上のようにしてから、しばらくじっと寝ています。 それからそっと頸を回してみる。うまく回りますね。痛くない。 修正体操を続けようすべての朝頸がこれで直るとは言えませんけれど、 よくなることが多いと思います。もちろん本当のことをいうと、頸に問題が発生するのは、背骨や骨盤、さらに言えば足に問題があります。 ですから、本格的に朝頸の調整をするなら、足の調整から始め、骨盤、背骨と上って、頸に行くようにします。こうすれば、 後で戻りにくいでしょうし、朝頸を繰り返すこともなくなるでしょう。 でも、そこまでいうと、朝頸をすぐには直せないことになりますので、とりあえずはこのようにすればいいのではないかという提案です。 朝頸が起きる人は、頸だけでなく、もっと下のほうにかならず問題が潜んでいますから、こんなことを繰り返したくないと思う人は、 どこかで整体を受けられるのが望ましい、あるいは寝床体操のような修正体操を毎日続けられるのがよろしい、 とお勧めしておきましょう。 反射点による自己調整あとは整体に取り組んでいる方々向けに、少し詳しい説明をしておきましょう。これは何をしていることになるのか。 まず小指を押さえたところは頚椎7番の反射点です。また示指(人差指)は頚椎1番の反射点です。 頚椎は全体として自転車のチェーンのようなものですから、両端が整うと全体がある程度は整うという関係になっています。 つまり指の2個所を押さえたことで、頚椎の両端を整えたのと同じ効果があるわけです。
頚椎7番のテスト法として、次のようなものがあります。両手を左右から挙げていく。そうして頭上で両手のひらを合掌します。 この時に両手の指が同じ高さになっていれば問題なし。もしも左右で高さが違うようだと、低い側(左なら左側)に頚椎7番 (または6番)がズレています。 というわけで、朝頸状態にある人は、このテストをすると両手の指の高さが違うはず。朝頸でなくても両手の高さが違っていれば、 頚椎の下部(7番または6番、あるいはその両方)にズレがあります。そこを整えてやれば、頸の動きがよくなります。 もう一つ付け加えると、頸の回り方がスムーズでない人は、頚椎1番にも問題のあることが多い。ここに問題があると、 色々な神経症状が出ることがありますから、ぜひ整えておいてほしいですね。 |