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寝床(ねどこ)体操・4別名:赤ちゃん体操
「寝床体操・3」 に続いて、これもやっておきたい体操です。腰痛もちの人向きで、誰もがやることはありません。
寝ころがってズボラに腰痛をやるかもしれないな、と思っている人、この体操をすると痛きもちいいなと感じる人が試してください。 腰に嫌な痛みが出るという人はやらないように してくださいね。 そういう人には別の体操(寝床体操・5)が必要です。 まず仰(あお)向けに寝ます。「仰向け」 という言葉を聞くと、一瞬まよう人が多いですね。 死語になりつつあるらしい。年配の人でも、えーっと考える人がいます。ですから、 そういう時は 「上向き」 と言いなおすことにしていますけれど、なんだか言葉が死んでいくのは悲しい気もする。 あお向けになって、両ひざを曲げ、これを抱え込みます。ただし、両膝をそろえて抱えるのではなく、 両膝を左右にひらいて、それぞれの膝をそれぞれの腕で抱え込みます。 十分に胸にまで近づかないという人が多いですが、ぐっと引いてできるだけ胸に近づけます。 これくらいなら何ということはない、まだ曲げられるよ、という人は、膝をぐっと広げて両足をつかんでもよろしい。 でも苦しい人は、無理にそこまでやらないでください。できる範囲でけっこうですから。 そうすると、ベルトのうしろが腰に当たるあたり、つまり骨盤と背骨のつなぎ目のあたりが なんとなく痛いという感覚があるかもしれません。たぶん鈍痛ですが。この痛みは何なのか。 背骨と仙骨の矛盾背中の一番下、腰椎5番といわれる骨と、その下にある仙骨との間がずれているんです。 この2個の骨が作っている関節を 「腰仙関節」 といいますが、この 腰仙関節がずれている。 イスにすわるとき、腰をまるめてすわる人が多いですね。座イスなどはその典型ですし、ソファーにすわっても そのようになります。こんなすわり方をすると、背骨にかかっている上半身の体重が、すべて腰椎5番に 集中してきます。ところが、腰をまるめてすわっていますから、腰椎5番に上からかかる重さが、 うまく仙骨でささえられなくて、しだいに重みがからだの内側へ逃げてしまう。一番下の骨が 前にすべってしまうわけです。そうすると、この関節に痛みが出てきます。 そこで、この痛みを解消するためには、内側にすべりこんでいる腰椎5番を何とか引っ張りあげることが 必要になります。これが可能なのは、赤ちゃんがするみたいに、ひざを抱え込む姿勢だというわけです。
緊張がゆるむさて、こんなふうに膝(ひざ)をかかえこんでしばらくじっとしています。20秒ほどでしょうか。 それくらいの時間がたったら、抱えている膝をいったん下して休みます。しばらく休んでいる うちに今まで緊張していた場所がゆるんでくる。そうしたらもう一度おなじように膝を抱えあげます。 今度は、さっきほどの痛みはなくなっているでしょう。でもまだ少し鈍痛があるかもしれません。 これを痛みがなくなるまで何度か繰り返します。ほとんど痛みがなくなればそれでOKです。 これで腰椎5番がかなり表に出てきました。毎日やらなくても、痛みがなくなれば中止 してかまいません。 腰痛のある人は、ここがずれている人がかなり多いですから、腰痛を感じれば、ともかくこの体操をしてみる。 これでかなりよくなる人もいるはずです。 ただし、腰椎5番という骨は、左右どちらかにずれていることがおおいですから、 寝床体操の3番をしておくことが必要です。両方をやっておけば、予防できる腰痛は多い。 (2007.09 改訂)
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