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奈良市西笹鉾町 |
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自分に気を送る
気を送ることを意味する愉気(前頁 を参照)はだれにでもできます。 これを自分自身の体質を変えるために使わない手はありません。方法を考えてみましょう。 まず後頭部に愉気を
あなたの手をだれかの背中にかざしてみましょう。手を相手のからだに触れずに、 少し離して掌(てのひら)をかざすようにします。そうすると自分の掌に何かざわざわした感じ、 つめたい感じ、痛い感じ、温かい感じなどが伝わってきます。しかし、それだけではなく、 「何だかわからないけれど、他の部分と違う感じがする」 と感じる部分もあるでしょう。 「ここは違うな」 と感じやすい部分は後頭部です。 朱鯨亭の教室に来てくださっている男性から 『構造医学』(吉田勧持・著、1999、エンタプライズ) という本を借りました。読むほどに興味が尽きない本で、ご紹介したい内容がたくさん含まれています。 そこに次のように書かれていました。 人間の体からは、さまざまな輻射産物が出ている。熱にしても遠赤外線、 中赤外線、近赤外線、そして赤外線が出ているし、エネルギーレベルの低いものであれば、 まだ証明されていないものの、マイクロ波などが出ている可能性がある。高エネルギーのものでは 可視光線、紫外線、あるいはその他の高エネルギー線などが出ていると考えられる。 理由は分かりませんが、たいていの人が相手の後頭部に何か違う感じをもつと思います。 これは、全身に活動の指令を出している脳幹の部分が、脳の下部にあるからかもしれません。 でも、首の付近が凝っている人がたいへん多い、というだけかもしれません。
原因がなんであれ、この部分に右の掌(てのひら)をあてて、左の掌を鳩尾(みぞおち)にあてて、 しばらく愉気を続けてみましょう。愉気というのがよく分からないという人は、ただ、 難しいことを考えずに、このあたりに掌をあてているだけでいいと考えてください。 そうするとどういう感じがしてくるか。これは言葉で論じるよりも、実際に自分でやってみて 「なるほどこんな感じなのか」 と体験してみることが大切です。 この場合、意識の中心はあくまで後頭部で、鳩尾は手が空いているからついでにあてているだけ、 そういう感じでいいと思います。時間は3分間ほど。むやみに長い時間するよりも、 短い時間でいいから、毎日つづけることが大切です。 悪いと思うところに気を送る次に自分が悪いと思っているところに愉気をします。たとえば胃がわるい人は、胃に気を送る。 この場合、胃の位置はほぼ鳩尾のあたりですから、右手が鳩尾のやや左寄り、左手は背中というのが いいでしょう。あるいは、左手を丹田(下腹)にもっていってもいいかもしれません。 腎臓が悪い人なら、両手を背中に回して、左右の肋骨の下部にあてる。片側だけが悪い人は、 右手を背中に、左手をその前のおなかに持ってくる方法もあります。
肝臓が悪い人は、肝臓のところ。つまり鳩尾の右にあてます。左手はご自分で工夫してください。 自分でいちばん気持ちがいいと感じるところを探して、そこに手をもっていけばよろしい。 こんな風に、自分の悪いところにじっと手をあてて、気を送ってやる。本当は 「気を送る」 のではなく、 掌と患部のあいだに波動の協和を作り出すだけでしょうが、ここでは慣例にしたがって 「気を送る」 と 表現しておきます。 自分で出来ることをさて、どこかがおかしいなあと感じたときは、すぐに病院に走るより、 まず自分でできることをしてみるのいい。世の中は検査の大流行ですが、 小さな数値の変動はおろか、ミクロの腫瘍まで探し出してどうしようというのか。必要もない手術を受けて、 かえって体調が悪くなったとか、亡くなってしまったという例がたくさんあるとも聞きます。 何のための検査なのか、じっくり考えてみる必要があるのではありませんか。 ガンがあるのではないかなどとクヨクヨ過ごすより、知らぬがほとけで元気に過ごすほうがよほどいい。 愉気にどんな効果があるか。これについては、人によりさまざまな意見がありますので、 こうだと断定するのは避けておきたい。でも私がかかわった人で、顕著な効果を挙げた例があります。 その女性は妊娠中に整体を受けに来られた。赤ちゃんのいる下腹部への愉気を毎日続けるよう お勧めしたところ、それを続けられたようです。やがて赤ちゃんが生まれた。お産がたいへん軽くて、 「生理痛くらいの痛みしかありませんでした」 と聞いています。 これは偶然だとは思えません。 いわゆる 「ものもらい(めばちこ)」 程度であれば、愉気をしておくだけで、2〜3日で消えてしまいます。 (ところで、上の炎の写真をみると、どうも炎の中に菩薩が立っているように見えます。 これは気のせいなのでしょうか。私は世間の習俗にしたがわず、いわゆる神仏をおがまない人間ですけれど、 そう見えるものは仕方がありません ⇒ 拡大図) (2006年7月初出)
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