セルフ整体教室 ・ からだほぐし教室

世の中に「健康法」と名のつくものが色々あります。でも、続かない人が多いでしょう。続けるのが難しいほどきつかったり、方法が細部にこだわりすぎて飽きてくるからではないでしょうか。もう少しいい加減、というか、ラクに出来ないものか。

からだほぐし教室

毎週木曜日(毎月第5週は休み)、午後1時00分~2時50分。朱鯨亭2階。予約不要です。
この教室は、古くからの参加者が多く、レベルが高い。プロも参加。

セルフ整体教室

毎週土曜日(毎月第5週は休み)、午前10時00分~11時50分。朱鯨亭2階。予約不要です。
この教室は、新しい参加者のためのもので、初歩の段階から進めます。

《 共通料金 》

1回参加料 1000円

新規参加者は 入会料 2000円(施術・実習を受けた方は不要) + 1回参加料1000円(計 3,000円)、階段下の函に入れてくだされば結構です。

健康法は本当にからだにいいのか

例えばヨーガを習いに行くとしましょう。 ヨーガのページに書いたように、からだの仕組みを理解せずにヨーガをすると危険なことがあります。永年にわたってヨーガと取り組んでいる人でも事故を起こすことがある。ヨーガと平行して、からだの仕組みを勉強することが必要ではないでしょうか。

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大阪・鶴見緑地で

あるいは、呼吸法がいいと聞いて、呼吸法の実習を熱心にするとします。ところが呼吸法を熱心にやりすぎて身体がおかしくなることがある。横隔膜のところにおかしな感覚が出て、どうしてもとれなくなったという人がいました。

なんでもそうですが「過ぎたれば及ばざるがごとし」といいます。何か自分の症状を直そうとして、一つのことばかりやってしまう人がいます。自分に合っていればいいですが、そうでなかったら、とんでもないことになりかねない。

「高血圧の人は塩分をとりすぎてはいけない」と聞くと、必要以上に塩分を避けてしまう人がいる。そうすると、血液がうすくなって身体がおかしくなる可能性がある。こういう危険性は、どこにでもころがっています。

ラクにできる方法

身体の歪みを取るのに操体法という方法があります。 操体法のページを読んでもらうと分かることですが、これは健康法としても非常にすぐれた方法です。ところが操体法を健康法として実践している人がどれだけいるでしょうか。健康法としてそれほど知られているとは言えないでしょう。

あるいは、整体の色々な技法にも、健康法として使えるものがたくさんあります。それもそのはず。整体はからだの歪みをとる技法ですからね。健康法にもなるわけです。

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大和の日没

ヨーガも使いようによっては、健康法として優れた方法であることは事実ですが、初心者がヨーガだけで何でもかんでも直そうとしても難しい場合がある。でも、必要に応じて使い分けられる知識をともなっているなら、利用価値は高い。

自分にあった方法を

こんなことを考えてみると、結局は自分にあった方法を自分で探すことが必要ですね。ところが、色々な方法を取り混ぜて教えてくれるところはあまりない。じゃあ、やってみましょう、というのがこの「からだほぐし教室」・「セルフ整体教室」の趣旨です。

色々なことを総合してやって行きます。整体を受けるだけでは物足りない人、整体を受けた後、ケアとしていろんなことを続けたいという人、健康法の知識を色々と身につけてみたいという人、何でもいいけれど身体がよろこぶことをしてみたいという人。そんな人にはお勧めではないかと思っています。

ただ、初めて参加した時に、その内容が自分に合っていないと感じることだってあるでしょうね。私もすべての人に合うようにできるわけはありません。ですから一回であきらめずに、何度か参加してみてください。そのうちに、こんなふうなやり方もいいかもしれない、と感ずる時があるはずです。

深いところまで

最近は、かなりディープなことまでやっている。例えば、整体の中でも非常に深みのある方法といってよい「共鳴法」をやっていたりします。あるいは「超能力」と呼ばれるようなこともやってみたり、「25歳まで若返る」という謳い文句の「チベット体操」をやったりします。名前だけ挙げてみると、整体、操体法、呼吸法、瞑想法、活元といったところです。

いろいろやり過ぎだと考える人がいるかもしれません。でも、身体は非常に複雑なものですから、簡単な体操をするだけで、すべてが解決するほど生易しいものではありません。これくらい色々と取り組んでみると、だんだんと身体の仕組みの不思議な魅力にとりつかれてくるかもしれません。

さまざまな健康法(調身・調息・調心)に関しての本や、瞑想法・体操法などの本が備えてありまして、貸出も可能です。どうぞ活用してください。

参加の要領は上に書いてあります。予約不要です。ご自由にお越しください。ただし参加者が15名を超えると朱鯨亭の2階の床が抜けるかもしれず、お断りしなければならないことになるかもしれません。こういうディープな教室は少人数でひっそりとやるのが似合っているようです。