身に付けるもので
身に付けるもので、どれほど影響をうけるか、ご意見が多数あつまりました。
爪とマニキュア
前回の爪や指輪の話に、いろいろと体験を送ってくださった方がいらっしゃいます。参考になりました。すべてをそのままご紹介すると長くなりすぎるので、要点をまとめて以下にご紹介します。必ずしも原文どおりではありません。それにしても本当にいろいろあるものです。ご投稿くださった皆さん、ありがとうございました。
▲ マニキュアをすると、指の爪が呼吸できず痛くなる。足の爪は感じない
▲ マニキュアをすると、息苦しさや腕全体の重さ・違和感を感じる。無色のコート剤もだめ。
▲ マニキュアをすると、指がむくんでくる人がいる。
▲ 爪の長さもずいぶん影響するように感じている。爪を伸ばせば指先が対象に触れず、とても違和感がある。対象を感じとれないもどかしい感じとでもいうのか。
▲ 血の道療法というものがあり、爪の切り方で、指先の血液循環が変わり、また指の変形さえも変化してくるという。
▲ マニキュアをすると息苦しくなる。おしゃれのためにつけることはあるが、つけるマニキュアによって感じ方も違う気がする。ぽってりとしたタイプは苦しくなる確率が高いような。
▲ マニキュアを塗ると息苦しくなる、というか皮膚呼吸ならぬ爪呼吸が出来ないような気持ちになる。爪をのばす事も苦手。
▲ マニキュアをすると息苦しく感じる。足の指は何ともないが、手の指はダメ。それでも前は頑張ってネイルしていたが、自爪ももろくなってしまうので、やめた。
▲ 流行のつけ爪やネイルペイントなど、とても無理、呼吸困難になりそうだ。これまで私だけだと思っていたので、お仲間があり、ほっとした。
▲ マニキュアは全くダメ、嫌い。爪が呼吸できない、爪が急に重くなった感じがするのでしない。
▲ 手の爪を伸ばすのはダメ。先の白いところが1-2ミリが快適な長さ。(切る頻度はさまざま、爪の伸びる時と伸びない時があるので。これは人によって違うかも)
▲ 日焼け止めを使うと、顔の皮膚も爪と同じく(呼吸ができず痛くなる)ので使わない。
▲ 爪や髪自体ではなく、つながっている皮膚が原因かもしれない。爪も毛髪も、皮膚とつながっていて、わずかな重みであったり、ひっぱられる感じが、皮膚刺激となってストレスとして全身に影響を及ぼしているのではないか。
▲ 爪にマニュキュアを塗ると、息苦しさと共に、寒気も感じた。元々、冷え症だったため、余計に寒さを感じたのかも知れない。
指輪・腕時計・ブレスレット
▲ 薬指に指輪をすると特に勘が鈍り、感性がブレるというか、自分が自分でないような感覚があり、仕事の時には邪魔という感覚が強く働き、必ず外す。取り外した時にはスッキリ軽く感じる。
▲ 指輪をはめている時といない時では、肩を動かしたときの感じが違う。
▲ 指輪をすると、特に精神的な影響を受けていると感じる。
▲ インドでは着ける石や指に意味があるようだ。北インドの多くでシルバー台の真珠の指輪を小指にはめる。真珠は、精神を平和(シャンティ)にしてくれるそうだ。ゴールド台で作れないか?と聞いたら、ゴールドはエネルギーを高めるので真珠と合わないと言われた。
▲ 指輪はダメ。手が重くなる。ネックレスもダメ。「首」の存在感が増して、不快。アクセサリーでできるのは唯一、ピアスだけ。
▲ 腕時計で、文字盤の裏の金属が腕に直接触れる。腕時計をつけた腕だけが重く、だるく、肩コリが治らなかったが、それは仕事の日だけで、休日は平気だった。ある時、試しに腕時計を付けずに過ごしたところ肩コリが治った。ちなみに自動巻の腕時計で、電池などは入っていない。
▲ 介護などにも利用できる寝ている人の手を引いて起こす方法で、最初は体が固まっていて抵抗があり起しにくかった人が、左腕の時計を外したら緊張が解けるように体がやわらかくなり、引き起こしが楽にできるようになった。
▲ 金属アレルギーはないがブレスレット・指輪も違和感。腕時計(金属ベルト)は、外出時、つけているが、帰宅後すぐはずしたくなる。なぜだろう?と思っていたが、無意識の防御反応だろう。
皮膚と化粧など
▲ 痩身用のボディースーツやスパッツ、ソックスなどを着用している人に、縫い目やゴムライン、更に生地の模様まで結構ついていたので、しばらくは着用を見合わせてもらったら、あれだけしつこかった痛みも収まってきて、顔を初め、むくみが減ってきた。身体が軽くなったしトイレの回数も増えたと言われた。
▲ 最近の傾向として、首肩が硬い人にスマホを長時間、あるいは寝て使っている人が多い。その場合は腕をほぐすと脇の下もほぐれ、肩や首もやわらかくなる。
▲ ファンデーションはだめ。現在はノーメークだが、どうしてもしなければいけないときは、馬油の上に、白粉をつける。
▲ 「化粧」さえも違和感でしかなく、余程必要な場合ではない限り、しなくなった。日焼け止めも勿論、使う事はない。
▲ 化粧も「異物」として、体に影響しているのかも知れない。(具体的には不明だが)
▲ 昔、髪を伸ばしており、常に結んでいたが、短く切ってからは肩こりが一切なくなってしまった。髪を結ぶと、ずっと頭皮が引っ張られた状態になり、結果、頭蓋骨も歪が出ていたのだろう。
▲ まつげエクステ・髪の毛のエクステンションは、肩まわりや首だけでなく、全身の筋肉が緊張していたり、特に頭皮がつっぱっていたりする。大きい歪みがないのに、不自然というか、不思議な緊張。かつらや、植毛をしていると、どうなんだろう?
▲ たまにしっかり化粧すると、頭痛が起こる。
▲ 女性の生理用品などによって、腰痛や腹痛の度合いが変わったりする方もいる。
▲ エレキバンや湿布も、この「貼っていること」自体がストレスになっていたり、ポイントがずれていることで逆効果になっているのではないかと思う。
▲ 洋服では、綿などと比べて、化学繊維だと疲れやすい、頭痛が起こることがある。
▲ アトピーなどがある人は、歪みがあって症状が出ているのに加えて、痒み(強い不快な皮膚刺激)がストレスとなって、さらに全身を緊張させ、大抵の人が全身カチカチで、ストレスによる食いしばりからか、顎の歪みが大きい感じがする。
▲ 皮膚刺激による全身の緊張は、皮膚刺激をなくすことによって軽減できると思うが、これが、ただ刺激の原因を取り除くだけでなく、プラスの皮膚刺激(心地よい刺激)を与えることが必要ではないか。風呂にはいったり、汗をかいたり、海水浴をしたり、人の手に触れられたり。この心地よい感触が、不快な刺激をリセットし、全身の緊張を解くことに、一端を担ってくれると思う。
● もちろん、こういう感受性には個人差があることでしょう。必ずこうなるというわけではないと思います。ですから、こうなるという結論ではなく、こんな風に感じる人もいるという参考にしていただけたら幸いです。
指の先は全身の中でも特に感受性の高いところです。ウィキペディアの中に「体性感覚」という項目があって、そこに「ペンフィールドの地図」という図があります。 体性感覚
これを見れば一目瞭然ですが、全身の中でもっとも感受性の高いのは、口と手の指ですね。これには、誰しも納得するでしょう。手はもっとも感受性の高い部分であり、特に整体に取り組む人にとっても、いちばん大事なところです。ずっと大切にしたいものですね。
( 2014. 02 初出 )